比と言えば自然界や芸術作品に見られる美しい比率として、黄金比というものがあります。人間の体のパーツや、植物や昆虫などの自然の中にも、芸術品の「モナ・リザ」や、パルテノン神殿などにも黄金比が使われています。その比率は約1:1.618です。

素数の世界には まだまだ多くの謎が残されていて、まだ完全な発見方法すら見つかっていません。「落ち着くんだ… 素数は1と自分の数でしか割ることのできない孤独な数字…… わたしに勇気を与えてくれる。2…3…5…7… 11…13…17… ……19…23…28…」

平方数とは 4×4=16 みたいに、同じ数をかけて出来る数字です。正方形の面積になる数字ですね。

発明家のエジソンは子どものころ「１つの粘土と、もう１つの粘土を足しても（引っ付けても）粘土は１つになるだけだ。だから 1+1=2 はおかしい」と思ったらしい。たしかにをおかしい気がしますが、どう思いますか？

52 - 37みたいな一の位の引き算ができないときに、十の位から10を借りてくる方法を学校で習いますが、考え方を変えて「一の位に10を足してから引き、余りを足す」と考えると暗算が簡単になります。つまり「52 - 37」を 「(50 - 30) + (12 - 7) 」と考えるのです。なれたら暗算が楽になりますよ。

算数では × という記号を使うけど実は・という記号もかけ算の意味です。さらにプログラミングでは ＊ がかけ算の意味になります。かけ算は学校では習わない「速く計算する方法」がいっぱいあります。

元々は ÷ 以外にも / や : などの記号も割り算の意味だったが、ニュートンが ÷ が好きだったので ÷ が普通になったらしい。プログラミングでは / がわり算の意味です。

分数はわり算を計算せずに、式のまま置いておくもの。\(\frac{1}{2}\)と1÷2は同じ。数学者に一番嫌われている分数は\(\frac{17}{91}\)らしい。

小数の世界は 0から 1の間に無限の数があるという不思議な世界です。この不思議な世界では 0.999999… という無限に 9が続く数は「1 と 同じ数」という法則も成り立ちます。小数点以下の世界と、小数点がない世界（整数）は分けて考えると良いですよ。

3の倍数の各ケタの数字を足すと、必ず3の倍数になります。 同じく、9の倍数の各ケタの数字を足すと、必ず9の倍数になります。4の倍数は、必ず下２ケタが 4の倍数になります。5の倍数は、必ず下１ケタが 0 か 5 になります。11の倍数は、奇数ケタの数字の和から、偶数ケタの数字の和を引いたら、必ず 0か 11の倍数になります。

cm や g などの単位は基本的には小文字で書き「人の名前から単位になったもの（ニュートンのNなど）」だけは大文字になる、というルールがあるが、L だけは小文字だとわかりにくいので大文字になった。

円の角度は360°ですが、これは大昔に1年（地球が太陽を一周する期間）が、360日と考えられていたからです。この360という数字を元にして、半円は180°、直角は90°などが決められました。360°がすべての元なのです。